今回は

フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社

取締役副社長 竹村富士徳氏の動画をご紹介します。

 

コヴィー博士やFCJの経営哲学と、

『7つの習慣アカデミー協会』を設立することになった

歴史的経緯などについて、詳しくご紹介します。

 

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『7つの習慣』の著者である

コヴィー博士が大学の先生だった頃、

 

尊敬する先輩教授が退任される際に

こんな質問をしたのだそうです。

 

「やり遺したことがあるとしたら

何をしたかったですか?」

 

この質問は、当時まだ若かった

コヴィー博士が、

自分自身の将来の参考のために

伺った質問だったそうです。

 

質問を受けた教授の答えは

「会社を作りたかった」でした。

 

それはお金儲けのためではなく、

自分自身の考えや論文で書いたことを

「会社」というシステムを用いることで

 

大学の中だけでなく、

より広い社会に広められたのではないか

という発想からでした。

 

この質疑応答がきっかけとなって

『7つの習慣』は大学の論文に留まらず

世の中の多くの人が触れ、その考え方を

ビジネスや人生に生かせるようになったのです。

 

当初は、著者であるコヴィー博士が

実際に語り、説明して伝えていましたが

これでは1日最大で数百名程度にしか

影響を与えることができませんでした。

 

そこでコヴィー博士は会社を設立し

『7つの習慣』を伝える講師を養成、

講師陣が伝えていく形式を作り上げました。

 

例えていうと、

弟子育成であり、伝道師育成でもあります。

 

さらに、この研修を広めていくために

各企業のトレーナーたちにライセンスを付与し

契約した企業内で『7つの習慣』を伝える形を採用しました。

 

竹村氏はフランクリン・コヴィー・グループの

ミッションを、このように説明します。

 

「全世界の

個人 及び 組織の方々が

その偉大さを発揮すること」

 

この『7つの習慣』というコンテンツは

老若男女問わず、リーダーシップを発揮する

全ての方々へ当てはまるものです。

 

しかし、BtoB法人契約で成立した

従来のシステムでは、

 

どうしても大規模な会社法人が

主な対象となることが多かったのです。

 

そのため個人や中小企業の

経営者や従業員の皆さまへ

『7つの習慣』の考え方を伝えるのが

難しい状況にありました。

 

こうした方々へも『7つの習慣』の

考え方と実践を広めていくためには

どうしたら良いのか。

 

そこでアイデアとして生まれたのが

個人向けの『7つの習慣』勉強会を

ファシリテートする人材を育成する

プログラムを開発することでした。

 

コヴィー博士のミッションは

「Release human potential」

人間(人類)の潜在能力を

引き出し、開花させること。

 

これこそが

コヴィー博士のミッションだったのです。

 

言い換えるならば、

国家・社会といったものも

大きく包含したリーダーシップ、それこそが

コヴィー博士のカバーする領域と言えるでしょう。

 

そう考えると、単に『7つの習慣』に詳しい、

精通しているというだけでは、このコンテンツを

個人向けに提供する役割を担うことはできない。

 

『7つの習慣アカデミー協会』を

創設するにあたり、竹村さんは

『7つの習慣』に対する理解はもちろん

コヴィー博士が考えるリーダーシップ像を

広く、深く体系立てて理解している人物に

託す必要がある、と考えられていたそうです。

 

竹村さんは

「斎東亮完さんは日本の中で

『7つの習慣』をはじめとした

コヴィー・リーダーシップ思想を

深く理解している

数少ない方だと考えています」

と、述べてくださいました。

 

さらに「7つの習慣アカデミー協会」について

竹村さんは、

 

「コヴィー博士の考えや思想を

伝えていく上で必要な人格と能力の両輪が必要であり、

(実績・経験)の信頼性を兼ね備えた人材が揃っていると

高く評価してくださっています。

 

『7つの習慣アカデミー協会』では、

BtoB法人研修では届かない個人向けに、

 

引き続きコヴィー博士のミッションを受け継ぎ

一人でも多くの方々のポテンシャルを開花させ

優れたリーダーシップを発揮できる人材を

輩出していくことが、

 

協会独自の役割・存在意義であると考えています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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