今回のテーマは、稲盛和夫著『働き方』(三笠書房)2回目です。

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稲盛さん「天職」とは「出会うもの」ではなく「自らの努力で創り出すもの」本書で解説しています。

 

目の前の仕事を好きになる努力をしてこそ、意義ややりがいを感じられ、その仕事が天職になっていく。

 

「では、それはどうしたらできるのか」

目の前の仕事を、どのように好きになる努力をしたらいいのか。

 

 

『7つの習慣』の著者であるコヴィー博士によれば、「愛とは『感情』であると同時に『動詞』である」といいます。

 

目の前の仕事を好きになるには、「受け身」ではなく、「主体的であること」が必要。

自ら好きになるような行動をして、自分の仕事が天職になるのです。

 

 

では、具体的な行動、アクションとして何をすべきなのか。

 

稲盛さんは、本書の中で

目の前にある自分の仕事に集中し、心底没頭してみようと腹をくくり、腰を据えて、働くことと格闘してみることにした

と書かれています。

 

目の前の仕事に真剣に取り組み、働けば働くほど、

将来に対する悩みや迷いが消え、仕事が面白くて仕方がないとまで感じられるようになったそうです。

 

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稲盛さんの事例を

『7つの習慣』で読み解くと

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これはまさに、『7つの習慣』に当てはめてみれば

「パラダイムシフト」が起きた、

稲盛さん自身がパラダイムシフトを起こしたとも言えるでしょう。

 

真剣に仕事に取り組むことで自分自身が成長し、力が付いてくる。

そうすると、成果が出せるようになり、周りからの評価も上がっていく。

共に真剣に働く仲間も現れ始め、さらに仕事が楽しくなっていく。

 

つまり、行動や選択が変わることで、手に入る結果が変わる

さらに、結果や目の前の現象が変わったことで、自らのパラダイムが強化され、変化する

 

自らの行動を変え、選択を変えると、こうした循環が起こり始めるということなのです。

 

感情やパラダイムそのものを変えようとするのは、難しい。

ですが、まず「行動」から変えていくことならば、比較的やりやすいかもしれません。

 

動画内では、『働き方』と『7つの習慣』をさらに関連付けて解説しています。

何かひとつでもヒントになれば幸いです。

 

■「働き方」後編

一般社団法人「7つの習慣アカデミー協会」認定コンサルタント 廣瀬 公尚(ひろせ まさなお)

鹿児島大学「稲盛アカデミー」で、生前の稲盛和夫氏から直接、指導を受ける。
その後、盛和塾所属経営者の人材育成研修会社で人材育成マネジメントに関するコンサルティング、コーチング、研修提供を10年以上担当する。

「7つの習慣アカデミー協会」代表理事・斎東亮完と出会い、法人研修講師、協会認定コンサルタントとしても活躍中。

暖かい人柄と、豊富な人材育成研修の経験から、管理職研修、新人研修などの階層別研修から、企業理念・教育制度・人事制度構築などをすすめる、「人づくり」の専門家です。

 

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